ソリューション

アーバンベア対策

既設電気柵の防クマ適性診断

人を守る電気柵は農地を守る場合よりも資材・設置・管理のすべてに高度なものが必要とされますが、実際には不適切な資材・設置・管理が目立ちます。そこで、クマ対策支援チームでは、既設の電気柵の防クマ適性診断と、改善策のご提案を行っております。

ご要望に合わせて、リモート診断(無償)リアル診断(有償/無償)の2つのサービスをご提供しております。

リモート診断(無償)

設置されている電気柵の写真を送っていただき、クマ侵入防止柵としての適性を診断し、問題があれば改善のアドバイスをいたします。なお、人的被害対策だけでなく、農業被害対策としてのクマ対策適性診断もご対応可能です。
改善は、必ずしも資材の変更や追加をご提案するものではなく、設置方法の不適切な部分の指摘と、修正方法のアドバイスをさせていただきます。これまで全国の電気柵設置現場を見てきましたが、設置方法の不備が原因で電気柵が有効に機能していない事例は非常に多いのです。
正しく設置された電気柵は優れた獣害対策であり、少しのバージョンアップで人を守る「アーバンベア対策」としても相当に有用なツールとなり得ます。

リモート診断をご希望の方は、以下の情報(可能な範囲でなるべく多くお知らせいただければ、より正確な診断が可能です)をクマ対策支援チームのお問合せメールアドレスまでお送りください。

① 電牧器の写真もしくはメーカー・機種名
② アースの本数、打込状態(アース棒長さと打込深さ)
③ 支柱と架線具(碍子やクリップ)の写真もしくは品名
④ ワイヤーのメーカー・品名・使用年数(わからない場合は写真)
⑤ ワイヤーの各段の高さがわかる写真
⑥ 周囲の環境が把握できる写真
⑦ 電気柵を張っている路線のおよその距離

送付先:bear@mdk.co.jp(クマ対策支援チームメールアドレス)

リモート診断例
電気柵無料診断

写真はクマもシカも出没する地域のデントコーン畑の周囲に設置された電気柵で、全体の高さが約1.3m、3段張りになっています。
シカ対策の場合、推奨は4~5段張りではあるものの、この設置方法でも一定の効果は期待できます。
しかしクマ対策として考えれば、1段目の下、1段目と2段目の間とも隙間が大きすぎ、適切とは言えません。クマ対策用の電気柵であれば高さの変更、シカ・クマ兼用であればワイヤーの追加と高さ調整をご提案いたします。
このほか、ワイヤーの状態、電圧の状態、電牧器の種類など、さまざまな写真を拝見できましたら、より詳細な診断が可能です。

リアル診断(有償・無償)

現地まで赴き、本格的な診断をいたします。細部まで診断し、必要に応じて設置方法の修正や資材を変更・追加することで、ご予算の範囲でクマ侵入防止機能を最大限に高めるお手伝いをいたします。リモート診断は限られた情報の中でのアドバイスとなりますが、リアル診断では電気柵全路線を専門家の視点でチェックし診断できますので、より充実したアドバイスが可能です。

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